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公益財団法人長野県農業開発公社 長野県農地中間管理事業

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2014.07.23 松本
他産業からの農業参入 シニア世代による新規事業

松本市に本社を置くアルプス建設運輸建設(株)(上嶋金司社長)は、地域で古い歴史をもつ運輸会社として全国展開で活躍されています。

上嶋社長が、農業への参入を決意したのが、平成23年頃、シニア社員の雇用延長対策を考えてのことでした。

「実家で子どものころからコメづくりの経験はあるが、会社として農業(コメづくり)に参入できないだろうか。毎日関係資料を読み勉強と検討を重ねた。」と上嶋社長は当時を振り返ります。

計画立案を繰り返し、松本市農業委員会等と協議して、松本市内の農地約1.5haを借り受けて農業参入されました。

更に、「農業に取り組むうえでは、規模拡大で利益を追求したい。生産規模の拡大と農地の集積を進め、効率的な農作業とコストの削減を図る必要がある。」との考えに基づき、公社は農業参入サポート事業により、その具体的な事業計画や耕作候補地の範囲などを聞き取り、担い手の確保で悩みを抱えていた近隣地域の筑北村及び青木村において情報を伝達し、調整のうえ、参入の可能性について検討の依頼を行いました。

両村では、農業委員や農業委員会が中心となって、上嶋社長が出席し事業計画の説明や、地域との連携についての考え方をお聞きし、更に地権者会議を重ね、担い手が不足していた地区を中心に筑北村で約5ha、青木村で約2haの農地の確保が実現することになりました。

平成26年春から、両村において本格的な農業経営が始まっています。

上嶋社長は「今、農業経営は始まったばかりで形づくりの時、必至でやっている。地元の皆さんとは水回りを支援してもらう、当社が草刈という連携の分担も構築できた。地元の方にはいろいろアドバイスを頂き、大変有難く思っている。更に良好な関係を作っていきたい」と熱く語っておられました。

   両村の担当者は、『中山間地域においては高齢化に伴う農地の維持管理は大変な時を迎えている。他地域から参入したことで住民も興味を持っており、今後の活躍に期待すると同時に地域との連携をも行って欲しい。』と期待を寄せています。

現在、農業に従事する社員は、3名、平均年齢は40歳です。今後の一層の活躍に期待がかかります。

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