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公益財団法人長野県農業開発公社 長野県農地中間管理事業

公社を利用された皆様の声
2016.03.02 諏訪
㈱ゲブラナガトヨは、冷涼な気候の富士見町においてオリジナル品種の花き栽培を行う農業生産法人です。

荒井社長

 (株)ゲブラナガトヨ(本社:茨城県)は、諏訪郡富士見町で花苗、鉢花の生産、育種、種苗販売、輸出(アメリカ。EU)、次世代育成を行う花きの農業生産法人です。

現在の経営規模は、加温室約750坪、その他露地栽培・雨よけハウスは合わせて約4,000坪で、富士見町にある八ヶ岳ファクトリーは今年で10周年を迎えます。

そんな(株)ゲブラナガトヨは、過去にも3回ほど当公社を利用して農地をご購入いただいております。富士見町を訪問し荒井社長にお話を伺いました。

  

公社:いつから花き栽培を行っていますか?

荒井社長:創業は1962年(昭和32年)、父親が茨城県で花苗の栽培を始めました。夏季の園芸需要が増す中、本社がある茨城県は温暖な気候で夏場の花き栽培には限界があり冷涼な地域に栽培の拠点を探していました。全国の候補地を見て歩き、その中で富士見町を訪れたとき夏でも春と同じ品種を栽培している冷涼な気候に大変驚きました。それで2006年にこの地に長野農場となる八ヶ岳ファクトリーをオープンしました。

当時はいくつかのご縁が重なり現在の農地を借りることが出来ましたが、県外からの参入だったという事もあり苦労が絶えませんでした。なので今でも農業委員会はじめ仲介してくれた方、地主、区、町の方々には感謝の気持ちは忘れていません。経営理念に社会や福祉に貢献するというのがあるのですが、毎年老人ホームや学校、保育園等に花の寄付を続けています。

 

公社:今回公社を利用する事になった経緯をお聞かせください。

荒井社長:普段から富士見町役場や県、諏訪農業改良普及センターなど行政からの情報に耳を傾けているのですが、ある日役場で相談をしている中で、貸借してしる農地を購入したらどうか、という話になり長野県農業開発公社を紹介してもらいました。

 

公社:公社を利用してみての感想はいかがでしたか?

荒井社長:農地の購入にあたり手続きが大変面倒だったけれど、公社諏訪事務所の宮下参事にお手伝いいただき、自分でやっていたら複雑で難しい事でも、代わりに手続きしてもらって大変助かりました。公社の利用は今回で3回目になるのですが、地主との間に入ってくれたり登記の手続きをしてくれたりと、とても安心感があります。今回も安心して農地購入の手続きを進めることができました。

 

公社:今後の予定などありましたらお聞かせください。

荒井社長:生産量については現状維持、一つの物をより品質を上げて今まで以上に利益の出せるような生産スタイルを確保していきたい。農地については10年間の貸借で契約している農地もあるのですが、契約期間が切れたものから徐々にですが公的融資を利用して購入していければと今の所考えています。

 

公社:最後に一言お願いします。

荒井社長:地元理解があって初めて私たちはここで生産をさせてもらっているという気持ちがあります。例えば今でもゴミひとつでも散らばらないように気を付けていますし、雇用もなるべく地元の方に来ていただいています。ひょんな事から近くに家も購入することになりました。この恵まれた気候条件を活かしてこの地域でオリジナル品種を育成していければと考えております。それとこれから花き栽培を行っていく後継者の育成にも力を入れています。研修生は今期で10期生となります。仕事、プライベート、家庭とバランスよく行い、花き栽培を魅力ある産業にしていきたいと考えております。

 

信州の気候に魅せられ、地域と社員と家庭を大切にしている社長のお話を聞くことが出来ました。今後も冷涼な気候の富士見町で高品質なオリジナル品種の花き栽培が続けられることでしょう。

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